最終処分場に行ってきました

こんにちは!

あまりにも活動のことを書いておらず、読まれる方に“この人は本当に協力隊なのかなあ?”“活動しているのかなあ?”と疑問を抱かせてしまいそうなので、活動のことも少しは書こうと思いますw(どこまで書くかが難しいところもあるのですよね)

昨日は国の環境プロジェクトチームであるドミニカーナ・リンピアのメンバーと、最終処分場の調査に行ってきました。リサイクルの体制を整えるための準備調査です。

現状、【ドミニカ共和国ではすべてのゴミを処分場で一緒に埋め立てています★】

捨てる時も分別なしですべて一緒に捨てていたのを、今ドミニカーナ・リンピアのプロジェクトもあり、【オーガニック(有機ゴミ)】と【オーガニックでないゴミ(有機でないゴミ)】に2つに分ける動きが始まりました。

まだ、部分的に指導が始まった段階で、実際は2種分別もまだまだであり、そして袋を分けて捨てたとしても、結局同じところに行き着くという、、、

まだまだ、これから体制を整えていく必要があります。

最近はドミニカーナ・リンピアを中心に2種分別やリサイクルの指導が流行っているのですが(なかなか本質的な指導には至っていない)、リサイクルの体制(分別→リサイクル会社)・ルートが把握されて確立されていない状態で、ただ分別をやみくもに教えることに非常に疑問を感じてしまっていたんですよね。。

どの素材が、いつ、どの会社が、どのようにリサイクルされているのかも、メンバーたちは分かっていなくて、、

現状調査や段階的な筋道立て、計画性などがどうしても欠如しているので、そういった中で活動を調整して進めていくのはなかなか苦労します★

今日は久しぶりに、最終処分場がどうなっているのか(改善が続いているので)を確認し、どのように分別を住民に指導したら意味がある形になるかを、自分なりに確認・考察したくて行ってきました。

IMG_7016.JPG

IMG_6999.JPGIMG_7007.JPG

以前行った時よりは、だいぶ改善されていました!(以前の様子はアイキャッチ画像の方です)

そして、リサイクルの動きが拡大していました!

現状の流れは、

ゴミ収集トラックが到着・ゴミをダンプ

→袋を全部開けながら(袋が2種でも実際中身はごちゃまぜのため)、手作業にてリサイクルできる素材だけをより分ける

→より分けた素材を、また種類分けしながら袋に詰める

となっています。

素材を拾っている人たちは、個人で、それぞれがリサイクル会社から報酬をもらっているようです。(ゴミ収集車を運転している市役所職員より、全然多くもらっています・・☆)

今、処分場内や市内にも集積所を作っていく動きがあります。

しかし、それぞれのプロジェクト工程や期日、根拠となるデータが整っておらず、まとめて進められる人もいないので、なかなか進みにくかったり、効果的な形になるのは難しいのかなと思います。。

※私がいる一地方都市はこの状況ですが、北部の第二都市サンティアゴには大きなリサイクル会社が2つあり、その会社と市役所が連携していたりして、すごく進んでいます!同国内でもあまりにも状況差があります★

ひとまず、分別の形が整えば様々な可能性が広がったり、準備にはなると思うので、住民教育を進められたらと思います~☆(先にゴールや体制を整えていく日本のアプローチとは逆かと思います~)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。